鴨東幼稚園

臨床心理士・ゆかこ先生のおはなし

幼児期に大切なこと①

初めて幼稚園に入った子どもたち、新しい学年になった子どもたち、みんなそれぞれにワクワクドキドキ、いろんな思いを抱いて毎日過ごしていることでしょう。お外で走り回ったり、どろんこになったり、おへやで思い思いにあそんだり、子どもたちが思いっきり遊ぶ姿を見ていると、とっても嬉しくなります。
この一度しかない幼児期の子どもにとって、安心できる環境の中で、信頼できる大人に見守られながら、自由にのびのびと思いっきり遊ぶことは、かけがえのない大切なことです。遊びを通して、想像力や創造力、自主性や社会性など、生きていく上で大事なあらゆる力が育まれます。好奇心いっぱいの子どもですから、時にはいたずらやけんかもするでしょうが、ゆったり見守っていただければと思います。
また新学期、子どもは本当にエライもので、言われなくでも「おにいさんおねえさんになったしがんばろう!」と心では思っています。小さなことでも子どもの姿に目を留め、「よくがんばったね!エライね!」ろ褒めてもらうと、子どもは、お母さんお父さん、先生がちゃんと見てくれているんだ、と満たされます。お家ではいつも以上に甘えてきたり、ききわけが悪くなったり、自分でできることもしなくなったり、ということが出てくることもあるでしょうが、幼稚園でがんばっている分、少し大目に見て下さいね。
そうやって見守っていると、いつのまにか子どもたちは、本来持っている素晴らしい力を十分に発揮するようになります。あっという間に過ぎるこの子ども時代、親御さんも、安心して楽しく、子どもとの時間を過ごせたらいいな、と願っています。